爪が水虫になってた話

水虫になった。そう告げるのには勇気がいる。でも言おう、爪が水虫になってた。

 

えっ?爪が水虫になるの?って思った人。私も同じだ。爪が水虫になるなんて知らなかった。正式名称は、爪白癬と言うらしい。

 

指の間とか、足の裏とか、そんなところに出来るものだと思ってた。お風呂マットや銭湯に行くと感染るよって。普通の水虫にはなったことなかったので、まさかこれが水虫だとは思っていなかった。

爪白癬ってどうなるん。

一般的な水虫と同じ白癬菌というのが原因らしい。爪に感染すると、まず爪がボロボロとなり、分厚くなる。ボロボロになった爪は剥離された状態で、もはや息をしていない。剥がそうと思えばそのまま剥がれてしまうレベル。

 

なぜ気づいたか。

今となってはいつからこうだったのか思い出せない。気づいときにはなってた気がする。足が大きいせいで、爪が圧迫されて爪が死んでるだけかと思っていた。

あと、ロッククライミングをやっていたので、小さいシューズを履く機会が多かった。クライミング用シューズは普段履きシューズの0.5〜1cmほど小さいものを履くのが普通だからだ。

 

クライミングやってる人は、みんな爪死んでる。そう思ってた。ふと、他の人の足の爪を見たら普通じゃないか。指にタコは出来てるが、爪は生きている。女子なんて、爪にネイルしちゃってるし。

ネットで調べてみると。爪水虫の症状と完全に一致。急に恥ずかしくなった。私、水虫だったんだって。なんで水虫って恥ずかしいんだろう?

 

皮膚科に行くことにした。

恥ずかしいけど、行ってみた。先生に「これって水虫なんですか?」って恐る恐る聞いてみた。爪を削って、顕微鏡で調べてくれた。やっぱり水虫だった…。

 

ルコナックという爪に塗る薬をもらう。どうやら治療方法には二種類あるようだ。一つは、塗り薬、もう一つは飲み薬だ。飲み薬は、肝臓への負担が大きいらしく、やめた方がいいとのこと。どちらの方法でも半年〜1年、治療にかかるらしい。

 

現状は。

塗り薬をもらってから、3ヶ月ほど経った。毎日お風呂上がりに塗るのだが、かなり面倒だ。でも、だいぶ良くなってきている。ボロボロになり、分厚くなっていた部分も減ってきた。爪が生え変わるまで続けなくてはいけないらしい。

幸い私の症状は親指の爪先1cm程度だったため、軽度な方だったのかもしれない。

 

感染源はなんだろう。

どこから感染したのかと考えた。一般的な水虫には一度もかかったことない。そうなると爪切りから感染したんじゃないかと考えた。思い返せば、私の両親ともに水虫だった気がする。

とは言え、ひとり暮らしを初めてから10年以上経つわけで、そんな昔からなっていたのだろうか。よく爪が死んでいた記憶があるので、自覚症状なく感染していたのだろう。

 

みんな水虫には気をつけろ。

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