3時間かけて親知らずを抜きました

歯を抜いたおっさんです。今年は親知らずの抜歯から始まり、合計5本の記録更新です。親知らずは以前、3本抜いていましたので、ここ数年で歯が8本消滅しました。4本は歯列矯正のために抜歯しました。

残った親知らずとさよならするために

今年の1月に親知らずを抜こうと思い立ちました。下の親知らずを1本だけ抜いていなかったからです。なぜ放置していたかと言うと、前回下の親知らずを抜いた時にめちゃくちゃ痛かったからです…。痛みが落ち着くまで1ヶ月かかりました。

私の下の親知らずは顎の神経に近いため、大学病院で抜歯する必要がありました。

 

たまに痛みがあったり、歯磨きしにくかったりするので、思い切って抜くことにしました。1年ほど経っていますが、以前紹介状を持っていった大学病院に行くことにしました。さすがに1年経っていることで門前払いされ撃沈。新しい紹介状を持ってこいとのこと。

 

仕方なしにかかりつけの歯科クリニックで予約を取りました。繁盛しているようで、3週間先の予約。ようやく予約日になり、親知らずを抜きたいことと、虫歯があったら治してもらいたい旨を伝えます。どうやら虫歯があったようで、まず歯のクリーニングから始まります。この日はこれで終了。次回の予約は3週間後です…。

 

虫歯の治療をしたりしているうちになんと、春になっていました。さて、ようやく虫歯の治療が終わって受付に行くと、

 

受付「治療はこれで終了です。また何かあったら来てください。」

おっさん「終わり()。親知らず抜歯に来てたんですが…」

危うく、親知らずの抜歯をせずに終わるところでした。

 

疑惑の指導料

最近の歯医者は時間をかけてお金稼ぎしてる感じがしちゃいます。明細を確認すると、歯科衛生実地指導料が加算されています。これは1ヶ月に1回算定できるようで、歯科衛生士が口腔状況の説明やプラークの付着状況、除去方法の指導などをした場合に算定できるようです。

これは、よくある衛生士の方が歯磨きの仕方を教えてくれたりした場合に算定されるものかと思いますが、それがなくても毎月加算されていました。これはどこの歯科クリニックもやっているのかもしれませんが、予約を引き伸ばして小銭稼ぎをしているように感じてしまいました。

とは言え、丁寧に治療をしてくれるので、仕方なしといった感じです。

 

ようやく抜歯する

ようやく親知らずを抜くことになりました。紹介状を持って大学病院に行くのかと思いきや、どうやら今回は自らやるようです。腕に自信を付けたのか、はたまた1本問題なく抜けたのでイケると判断したのかは分かりません。

 

麻酔をすると、口の感覚がなくなっていきます。そして親知らずの抜歯が始まります。横に生えているタイプの親知らずのため歯茎を軽く切開します。あとあと傷口を見ると大学病院のときより切開が小さかったです。

 

痛みはありませんが、歯をグリグリするいやな感覚が伝わってきます。さすがにグリグリが長いので違和感に気づきました。どうやら上手く抜けないようです。いやな予感がします。しかも、顎の神経に近いので後遺症が出ることを考えるとこわくなってきました。

 

1時間半ほど経ったでしょうか。まだ抜けません。なんとここでレントゲンを撮ることになりました。抜歯中に再度レントゲン。この展開は初めてです。

撮影後も先生は、うーん、と言う感じ。

 

ここで細かく砕いて抜く方針に変えたようです。さすがに砕くときは神経に痛みが伝わってきます。麻酔が切れてきたのもあるかもしれません。痛いことを告げると、麻酔が追加されます。

時計を見ると3時間弱経っており、歯科クリニックはとっくに昼休憩の時間に突入しています。先生のお腹もキュルキュルと鳴り、お腹が減っているようです。

そしてようやく抜けました。先生も抜けたぁ!と嬉しそうです。一方、私は後遺症のことを考えると震えと絶望感が止まりません

どうやら歯の根っこが3本のタイプで、歯槽骨?を掴むような形になっていたようです。

 

顎は麻酔のためか痺れています。いや、後遺症で痺れているのか、分かりません。治療中ずっと神様にお祈りしました。上手くいったら、もう良いことしかしないって。

数時間後、麻酔が切れてくると顎の感覚も戻ってきました。どうやら後遺症はなかったようで、ホッとしました。

 

抜歯に時間はかかりましたが、前回抜いた時より切開が小さかったため、痛みはそれほどなく、傷口も早く塞がりました。何はともあれ、無事に終わってよかったです。

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