今年になって歯列矯正の装置を付けました。虫歯になると矯正がスムーズにおこなえなくなるので、虫歯予防に力を入れなければいけません。
今やっているのは、
- 歯磨き1日2〜3回。家で食事したときは食後すぐ磨く。
- 歯磨き後、寝る前のマウスウォッシュ。
- たまに舌磨き。
- たまにフロス。
しかし、装置が付いたことで、フロスがやりづらく、まったくやらなくなってしまいました…。また、舌磨きはそんなに意味ないような気もします。(おそらく口呼吸や舌癖の影響が大きい)
そこで昔に買った「ジェットウォッシャー ドルツ」を思い出して、久しぶりにやってみました。装置が外れそうだったので、弱めの出力でやってみます。えづきながら、やってみましたが、イマイチ効果が分かりません。そして洗面所がビショビショです。
なにかやり方が間違っているのかもしれませんので、再トライしてみたいと思います。
それはそうと、出来るだけ効果のある歯磨き粉とマウスウォッシュに替えてみることにしました。調べてみると、フッ素が入ったものが良いとのこと。
平成29年3月にフッ化物イオン濃度の1000ppm以上が承認されたとのことで、高濃度のフッ素入り歯磨き粉が発売されるようになったようです。世界基準では、1500ppmがベーシックとなっているそうで、この波に乗らない手はありません。
もともと知覚過敏気味でしたので、「シュミテクト やさしくホワイトニングEX」を買ってみました。矯正が終わったらホワイトニングもやりたいのですが、まずは歯磨き粉で軽くホワイトニングに挑戦です。それに加えて、フッ素が最大濃度1450ppm入っておりますので、問題ありません。
あとは、フッ素が入ったマウスウォッシュを買うことにしました。フッ素が入ったマウスウォッシュは第一類医薬品になりますので、薬剤師を通して買わなければいけません。また、アマゾンでも第一類医薬品を買うことが出来ます。
アマゾンで購入の際、まじめに歯列矯正クリニックに通院中と書いたところ、電話面談が必要になり少し苦労しました。とは言え、まともにチェックしているのだなぁと感心しました。
私が購入したのは、フッ素が225ppm入った「クリニカ フッ素メディカルコート」です。「BUTLER エフコート」も同じフッ素濃度のようですが、クリニカの方が少しお安いようです。洗口液のフッ素上限は225ppmのようです。
これを寝る前にかかさず使うことにします。
こちらの記事にフッ素の効果が書かれておりましたので、一部引用します。
フッ化物イオン濃度1,000〜1,500ppmの歯磨剤の使用上の注意点 : Q&A 歯科一般 : Dental Diamond[デンタルダイヤモンド]
効果
- フッ化物配合歯磨剤は、小児う蝕だけではなく、成人の根面う蝕にも有効
- フッ化物配合歯磨剤全体のう蝕抑制率は全体で23~32%
- フッ化物イオン濃度が1,000ppmを超える歯磨剤の場合は、500ppm上昇するごとに臨床効果が6%上がる
効果的な歯磨き
- 使用歯磨剤量は、最低でも歯ブラシの半分以上(成人で0.5 g以上)使用する
- ブラッシング途中の吐き出しは、できるだけ控える(1回程度まで)
- 使用後の洗口は、約15mLの水を口に含み約5秒間の洗口を1回だけにする
- 使用後の飲食は、できるだけ控える(2時間程度)
安全性が気になるところですが、大量に取り込まない限り問題ありません。
成人用歯ブラシの全幅に1,500ppmのフッ化物配合歯磨剤を1g付けて、それを全部(フッ化物量1.5㎎)飲み込んだとしても中毒量(体重20㎏で100㎎)には達しない
もっと早くフッ素を使ったオーラルケアに気づけていければ、こんなに虫歯にならず済んだかもしれません。
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